#50 3章-10 サッカー青年からプチゲーマーへ

高校サッカーは1年の秋から日の目を浴びることは無くなった。 蹴れども蹴れども、三軍の試合しか出られない。 けれども、退部を考えたことは一度も無かった。 サッカーの他に楽しみを見つけられる気がしなかったから。 回し蹴りをおみまいした自分が阿呆であることを棚に上げ、退部とは格好が悪いから。 ただ純粋にサッカーが好きであったから。 部活をやりつつ、他の趣味を発見する。 …

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#49 3章-9 高校サッカーの始まりと終わり

話を真面目にサッカーへ戻す。  前述の通り、ヤンチャぶっていた俺は一応、サッカー部へ入部した。  しかし、体験入部には一切参加しなかった。(これには深い理由があるため、いずれ語るかもしれない)  一応、中学時代に西部選抜のキャプテンマークを巻いただけあって名前は売れていた。  高校サッカーに夢を抱くサッカー青年達の中で 「あの茶髪の人、西…

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#48 3章-8 Yちゃんとめぐさん

めぐさんとの飲み会の日  俺はYちゃんという彼女がいた。  それなのにしてしまった  相変わらずのクソッタレである。  結局、めぐさんとはその後3回程遊びに行ったが付き合いはしなかった。  和民での飲み会をわすれつつあった夏の終わりに家の自分の部屋でくつろいでいると、着信が入った。   Yちゃんからだ  …

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